北鎌尾根 その2
29日、30日

いよいよ北鎌尾根に挑戦
4時起床 5時前には出発
右俣遡行時 単独の方とお会いする。
結局今日はこの4人だけだったらしい。



右俣遡行


コルにて記念に一枚


かなり急登
この辺りまで来ると 靴の中まで水が染みてきて冷たい。
本流を登っていく。





上を見るとこんな感じ
もうすぐかなー
早くコルに出たい。


7:10
やっとコルに到着。わぁ〜〜〜高い!



遭難碑があります
テントが設営できるスペースもある。


これからが本番。これから進む方向
このあたりには花が多いのですが 
ゆっくりしている暇はありません。
さぁ 頑張るでーーー


独標までは樹林帯あり、登山道もしっかりしています。
Uさんから写真を頂きました。




樹林帯を登っていく


独標が現れた



単独行の方

トラバースは下にくだり すぐ直登


危なっかしそうですが そうでもありません。


どの辺りか不明
独標以後 尾根を突き進みます



青空が見えてきた。束の間の晴れ
なだらかに見えるが、立っては歩けない



続く岩尾根を縦走


珍しく歩いている
ほとんど両手足を使っての登攀
歩くことは珍しい

遠くに大槍が見える
雨でカッパを着ています。





「穂先は近い 気を抜かず頑張れ」

いよいよ到着
空腹感と寒さで 早く山頂に立ちたいなぁ


プレートから左を向く


右を向くと・・・・




上を向くと〜〜
霞んで見えるのが山頂です。
あと少しだ!がんば!




この社の裏へ ひょっこり出てきました。
誰もいなくて拍手も無く。。
でも いいんだ
無事ここまでこれて感激です。
ちなみに、私が到着した時間は16:00でした。
それにしても疲れているんですね。
社をこんなにアップで写すなんて。

穂先を下山後 槍平小屋まで下山。
これが一番辛かった。
足が痛い上、cw-xタイツをはいているせいで
濡れた下着ズボンが乾かない。

小屋に着いても寒く、乾燥室で暖を取っていたら
もう消灯です と言われる。



槍平小屋から
30日は快晴。雲ひとつ無いいいお天気でした。
下山日和だ!とは誰かの言葉。
でも お二人とも 昨日のお天気は上出来とのこと。
水もあまり必要なかったし、雷とも縁が無かった。
暑くも無く、寒くも無く。

私はこの日、小屋の朝食を頂きました。
久々のご飯とお味噌汁が美味。
お変わりをしていただきました。


白石小屋から少し下山。橋が流されこの状態
元橋脚部分に人が立っているのが見えるでしょうか?
自然の力には勝てません。
はしごで降りて 川の中を歩きます。



新穂高温泉到着。

リーダー、Uさん 本当にお世話になりました。

夢中で登った北鎌尾根
一生の思い出になりそうです。