2007年 2月10日11日 八ヶ岳

2005年2月の八ヶ岳山行は、厳冬期と言う言葉がぴったりの、厳しい寒さでした。
今年は暖冬のせいで、登山道も雪が少なかったように思います。
岡山発19:30〜〜諏訪湖SA AM2:00着 仮眠 〜〜美濃戸山荘 9:45登山開始〜〜行者小屋 12:15着

小屋泊まりなのでザックも軽量。まずまずのお天気です。
小屋に到着後、コースの下見。
お天気が良いので、中山峠まで足を伸ばす。

前回は高山病にかかり 夕食を受付けなかったが 今回は食欲もあり快調だ。やっと高山にも順応できるようになったらしい。
行者小屋は個室で4000円、 ヤグラゴタツがついていました。
トイレも清潔でGoodです。夕食はビーフシチュー、あれ!? 前回の赤岳鉱泉でも、同じメニューだったような。

11日 6時朝食。7時出発。地蔵尾根を目指すが ガスって視界が悪い。
森林限界を過ぎた頃から風が強くなり 私の手も足の指もどんどん冷たくなってきた。
急登を頑張って登っているうち 落ち着いたら手袋を変えよう・・・
と思ったら 平坦なところに着いた。

さて 手袋を変えて これから頑張るぞー。
ザックをおろして 手袋を出そうとしたら もう小屋だからすぐ行きなさい。
なんと あっという間に稜線に出ていたのでした。あっけなかった。

赤岳展望荘で小休止。トイレは地下にあって とてもあったかい。
小屋の中と外は 天国と地獄のよう。

強風の中、赤岳山頂を目指すが視界が悪く、地吹雪で顔が痛い。
思ったより距離があった。
山頂では記念撮影と行きたいところですが、強風で早く前に進みたいため素通りです。
いよいよ下山。ここからは本当に厳しく とにかく強風とたたきつける雪で目が開けられない。
眼球が痛いと言うのは初めてで、突き刺さるような雪に涙もぽろぽろ。

登ってくる人と、下山する人がすれ違うのも大変でした。 こんなお天気でも大勢の人が山に入っているんですね。何と言っても視界が悪く、周囲しか見えない。 富士山が見えた前回とは雲泥の差です。

阿弥陀に登る気など全く無くなり とにかく降る。かなり下山した頃 
振り返ってみると 何とガスが切れて、山の稜線が見えるじゃないですか。
蟻のような登山者も、手に取るように見える。 あぁ なんだかくやしいなぁ・・・
でもね 目が開けられないほどの地吹雪って初めてだったから、それはそれで良かったのです。
.悪天の体験て貴重だし、無事下山できて感謝感謝!

こうなったら早く帰ろう、荷物をまとめて早々に下山することになった。
下山は快調でつるつる滑りながらも あっという間に駐車場に到着。
温泉は「もみの湯」 少し飴色のいい湯でした。

帰宅丁度 0:00 

デジカメが作動しなくなり 写真はほんのわずかですが アップしました。



霧氷が青い空に映えて美しい


もう三分の二くらいは歩いたでしょうか?
振り返ってみました。




やっと見えてきました。
前回ほど厳しさを感じない。



小屋に到着
休憩後 中山展望台に登る
パノラマの景色を堪能する登山者




大同心から文三郎新道までのパノラマ










すばらしいお天気




小屋の前では テントの花が咲く
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