2006年7月28,26,30日
北アルプス 北鎌尾根 (3人)

岳人のあこがれである北鎌尾根を、ベテラン二人に同行させていただき、登ることが出来ました。
私にとって北鎌は遠い存在で 実感が無かった所です。
迷っていたのですが あることをきっかけに、行くと決断しました。

まず 軽量化がテーマであり、余分なものは持っていかない。
行動食も無理なく食べられるもの、睡眠不足対応には導眠剤を利用し、
おかげでベストコンディションで臨めました。

27日夜8時 岡山出発 〜平湯温泉駐車場にて仮眠。バスを利用し上高地へ。

28日上高地6時〜槍澤ロッジ10:00〜大曲り11:15〜水俣乗越12:40〜北鎌沢出合15:00 テント泊

ザックの中身・・・ザック(35L)・シュラフ(いつもの3シーズン用)・
シュラフカバー(必要なかったが 端で寝たので防水用にテントに沿わせて敷く)・カッパ・

2Lコッヘル(共同装備)・アルミのコッヘル2個・カップ・
ザックカバー・スパッツ(不使用)・プラティパス(1・8L+1L)・アクエリアス(500) 

ヘルメット・ハーネス・カラビナ3個・ATC・スリング2本・ストック1本・

共同食材・行動食はチーズリッツ、練乳・パン・
カルビーのフルーツグラノーラ(好日の店員さんお勧めで美味) 
ウィダーインゼリー数パック・チョコレート等 

着替えとして ソックス、Tシャツ、
薄手のフリース(余分に思えるかもしれないが 雨でとても寒くフリースは役立った)

総重量は10〜11キロ 



大曲に着いた。小休止
ここで同じく北鎌を登ると言う 
3人のパーティと一緒になった。


乗越までは急で石がごろごろ



途中しんどくて、むりやり休憩を取る。
言わないと、誰も休もうとしないのだ。






やっと着いた!やった〜\(^○^)/思わず万歳!



天上沢への道
左の裸地化されたところを通らず 右のジグザグ道を降りていく。

途中から樹林帯に。



雪渓に飛び出した。
リーダーは運動靴なのに、どんどん降りていく。
やっぱ県北に住んでいる人は、雪慣れしているなぁ
そういう問題じゃないかな!?

スプーンカットなので、窪んだところに
足を置けばいいと言うけれど
滑って転んで、ズボンは真っ黒!


振り返って見ました。
えーあんなに苦労したのに 
雪渓ってたったこれだけだったの
そんな感じでした。


沢は大きな石がごろごろしていて歩きにくい。
二人はどんどん先に行く
岩は種類が多く 見ているだけでも楽しい。
歩くとき 足を置くところを選びながら歩くのが楽しかった。




倒木の上に石が!
こんな高所まで増水したんですね。


やっと今日の目的地、出会いに到着。
明日登攀する、北鎌沢右俣です。
水が多い


テント設営。

大曲で出会った3人の方をずっと気にしていたが 
結局来られなかった。
お天気が悪かったので 断念したのかな?

外で夕食の準備が出来るくらいのお天気。
食後 雨が降り出し 早々に就寝。

夜中ずっと雨の音がしていたような。
ごうごうと流れる、川の音も気になりながら
眠りに着いた。